葬儀の日、親族は葬儀開式の一時間半前くらいから
おときを食べます。

おとき

 

仏式ではおときは精進料理なので肉、魚は入っていません。
神道では、肉や魚が入ったおときもあります。

 

受付を親族以外の人に頼んでいる場合は、その人のおときも
準備しておく必要があります。

 

「豪勢なおときを用意したい」
という方もいますが、おときを食べる時間は一時間くらいしかないので
全部食べきれないこともあります。

 

一番小さいサイズのおときでも全部食べきれない人がいるので
一般的なサイズ・内容のおときでもよいでしょう。

 

おときが終わると、葬儀社によっては親族の集合写真を撮ります。

 

私が働いている葬儀社では、集合写真の他に、葬儀中の
喪主焼香、親族焼香、親族代表挨拶、棺に花を手向けている様子
などを撮影し、後日、アルバムにしてお渡ししています。

 

葬儀式の流れ

通夜の時と同じように導師が入場し、お経をあげます。

 

その後は、喪主の焼香、親族焼香、一般会葬者の焼香と続いていきます。

 

焼香が終わった後、弔辞がある場合は代表の人が弔辞を読み、
親族の代表が挨拶をします。

 

親族代表挨拶が終わると導師は退場し、故人と最後のお別れをします。

 

葬儀社のスタッフが棺の蓋を開け、
参列者が棺の中にお花を入れていきます。

 

お花を入れ終わると出棺になります。

 

親族の人達で位牌、遺影写真、骨壺、棺を持ち、
霊柩車に向かってゆっくり歩いていきます。
(人数が足りない場合は葬儀社のスタッフが手伝います)

 

棺を霊柩車に入れると、親族の代表が出棺の挨拶をして出棺になります。

霊柩車

 

 

なお、通夜の挨拶、葬儀の挨拶、出棺の挨拶
全て同じ人が行ってもよいですし、別々の人が行っても結構です。

 

霊柩車が出発すると、火葬場まで同行する親族は自家用車もしくは
貸切バスで霊柩車の後をついていきます。

 

 

火葬場に到着してからの流れ

火葬場は予約制なので、どの炉に棺を入れるのかは
あらかじめ決まっています。

 

火葬場の職員と葬儀社のスタッフが棺を炉の前まで運び、
親族はその後をついていきます。

 

炉の前で最後のお別れをすると、炉の中に棺を入れ、
遺族の代表が点火のボタンを押します。

 

遺族の人が精神的なショックからボタンを押せない場合は、
火葬場の職員にボタンを押してもうらこともできます。

 

火葬には大体2時間程かかります。
遺族は火葬が終わるまで待っていないといけません。

 

火葬場には休憩スペースやレストランを併設しているところが多いので、
しばらくゆっくりすることができます。

 

火葬が終わると、収骨になります。
骨上げとも言います。

収骨

 

収骨とは長い箸で故人のお骨を拾い、骨壺に収めていく儀式です。

 

足から始めて頭の方に向かってお骨を拾っていきます。
遺族の人数が少ない場合は、火葬場の職員も収骨を手伝ってくれます。

 

全てのお骨を拾うのか、一部のお骨だけを拾うのかは地域によって違います。

 

なお、分骨を希望する場合は、事前に葬儀の担当者にそのことを伝えて
分骨箱を用意しておいてもらう必要があります。

 

お骨を骨壺に移し終わると、火葬場の職員が骨壺に覆いをして
風呂敷に包みます。

 

この収骨が終わると、遺族は帰路につきますが、
火葬場の職員から埋葬許可証を受け取る必要があります。

 

埋葬許可証はお墓に納骨するときに必要になるので、
大切に保管してください。

 

葬儀と同じ日に初七日を行う場合は、初七日の会場へと向かいます。